<特徴>
セージはドイツの植物学者によって「セージは医者にも、料理人にも、台所や地下室といった場所も、貧富も問わずに役立つハーブだ」と言わしめるほどに薬効に富んだハーブとされてきました。
しかし、現代では料理で使われることがほとんどで、薬用に広く用いられていたのは古代エジプトやローマ、ギリシャの医学ででした。

料理の材料としては、肉や魚料理の臭みを消しすっきりと仕上げてくれるとして重宝されています。乳製品とも相性がいいため、バターソースやクリームソースなどに用いて、豊かな風味を醸し出します。
生の葉として用いて、オイルやビネガーに漬けて香りを移すなど、香りの楽しみ方はさまざまです。

<セージの育て方>
日当りと風通しのよい場所へ置きましょう。
温度は20℃程度が生育適温です。

<用土>
ハーブ用土があれば、それを利用しましょう。多湿を嫌うので水はけのよい土が適しています。また、セージは酸性の土壌が苦手なので、地植えの場合は苦土石灰をまくなどして土壌の調整をしたほうがよいでしょう。

<セージの活用法>
感謝祭の七面鳥の詰め物に、肉、魚の臭い消しに、ブーケガルニの材料にと、
料理の活用は無限大と言われています。