<特徴>
タイムはシソ科のハーブで種類が多くありますが、こちらは立ち上がり上に伸びるコモンタイムです。

肉などの臭み消し、防虫効果、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付けに使われている最も一般的なタイムです。
トマト、肉、魚との相性が良く、ムニエルや香草焼きなどに使われます。

生の枝葉はそのまま使うのはもちろん、オイルやビネガーに漬けこんで香りを移しておくと、長くその香りを楽しめます。

また、殺菌・防腐作用を持つ「チモール」という芳香成分が含まれることから、濃いめに煮出したハーブティーをさまして、うがいに利用するのも良いでしょう。

<育て方のポイント>
日当りと風通しのよい場所で育てましょう。

<土>
ハーブ用の培養土があれば、それを利用しましょう。タイムは多湿を嫌うので水はけのよい土が適しています。また、酸性の土壌が苦手なので、地植えの場合は、苦土石灰をまくなどして土壌の調整をしたほうがよいでしょう。