<特徴>
ワイルドストロベリーは、ウエッジウッドの陶磁器の柄としても、お馴染みです。

ふつう食用にされるオランダイチゴ(Fragaria × ananassa)を小さくしたようなかわいらしい草姿が特徴で、実は生食よりもジャムがお勧めです。
葉は乾燥させてハーブティーにもなります。

花壇やコンテナをはじめ、グラウンドカバープランツとしても使われるなど、様々な用途で利用できます。
葉の色が若緑色で明るく、ガーデニングの素材としても人気があります。

<育て方のポイント>
ワイルドストロベリーは日当たりを好む植物です。日当たりがよい方が花つき・実つきがよくなりますが、半日くらい日が当たるスペースなら栽培可能です。

生育には十分な水分を必要とします。水はけをよくすることは大切ですが、水やりを忘れて乾燥が続くと、葉が枯れやすくなります。用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。

やせ地でもよく育ちます。肥料分の多い土地では葉が大きく茂り、かえって見栄えが悪くなります。庭植えではほとんど肥料は必要ありません。
鉢植えは、3月から5月、9月から11月ごろに、月1回置き肥をするか、月3回くらい液体肥料を施します。

<用土>
一般の草花向け培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、保水性と水はけのよいものを使います。