<特徴>
ホーリーバジルは強い香りとスパイシーな風味はありますが、クセがないためアジア料理だけでなく普通のバジルの代用品にもなります。日本でも最近人気のタイ料理、ガパオライスのガパオはホーリーバジルのことです。

「万能ハーブ」「神聖なハーブ」「不老不死の霊薬」とも呼ばれ、古くから優れた薬効を認められています。
ホーリーバジルの持つ強い香りは、脳を刺激し、免疫機能を高める作用や、消化を促進する作用があります。

また、葉の緑色にはβ-カロテンが多く含まれていることから、抗酸化作用も期待できます。酸化とは、身体の中のサビのこと。細胞は活性酸素という悪玉酵素によって酸化し、常にサビが進行しているのですが、鉄がさびるともろく崩れやすくなるように、人の身体も、皮膚のダメージや体内機能低下、生活習慣病や動脈硬化などのリスクが高くなるといわれています。というわけで、いつまでも若々しく美しく、健やかにいるために、酸化にあらがう「抗酸化」を意識して摂取を続けることが大切なのです。

また、ストレスを軽減させる作用、発汗作用などもあるハーブですので、ハーブティーとして、1日1杯を続けて飲むと日々のストレスケアや冷え性予防・風邪予防など、体質改善にもなります。

<育て方のポイント>
ホーリーバジルは、とても水を好むハーブで,日当たりと風通しのよい場所を好みます。

アブラムシのつきやすい傾向があ流ので、食用にする場合はなるべく手で駆除するようにしましょう。ヨトウムシにも注意が必要です。ヨトウムシの予防のため、防虫ネットを使用してもよいでしょう。

<用途>
ハーブティー、炒め物、ガパオライスなど